大洞薬局は、時代が求める「薬局のあるべき姿」
近年の医療業界は、医薬分業の流れにともない、各医療機関の門前に処方せん調剤を主とする薬局の建設が進み、地域のコミュニティとしての薬局、気軽に相談できる薬局の存在は消えつつある状況でした。
また、小売を主とするドラッグストアも乱立し、インターネットにおいても一部の医薬品が購入できるようになってきました。
便利になった反面、いわゆる地元の「かかりつけ薬局」が徐々に姿を消しており、一人一人の健康状態を見守りながら薬についても的確なアドバイスをする、そんな役割が失われてきました。
私たちは、現在のそんな医療業界のあり方に危機感を感じています。
大洞薬局は門前薬局ではありません。
患者さんに薬を渡すだけではなく、地域の方々の健康相談、美容相談、歯磨き指導なども行い、在宅訪問も行っています。
地域に根ざしたコミュニティ薬局として、健康情報の発信拠点として、地元の皆様にも支持されてきました。
日本人の寿命が伸びるとともに、糖尿病や高血圧、認知症など、複数の病気を抱える高齢者が増えています。
その結果、大量の薬の服用、飲み忘れ、飲み合わせの悪さからくる副作用など、様々な問題が浮上してきました。
厚生労働省は、そんな問題を解決し膨大な医療費を抑制することを目的に、かかりつけ薬剤師による一元管理を評価する方向へと変わってきました。
地域の方々の生活をサポートする「かかりつけ薬剤師」
私たち大洞薬局は、地域の皆様の要望に応えながら医療機関の処方せん調剤を受ける一方、お身体の健康状況を確認しながらOTCやサプリメントの販売も行っています。
また、学校薬剤師として地元の学校の環境衛生に携わるなど、公共の環境衛生活動にも積極的に取り組んでいます。
「かかりつけ薬局」としての機能を大切に考え、バリアフリー、キッズスペース、コミュニティスペース、貸出図書などを充実させた新店舗建設へと至りました。
ご高齢の方でも、小さなお子様連れの方でも、気軽に寄って気軽に相談できる「安心のコミュニティ薬局」として、私たち大洞薬局は、薬剤師の本来あるべき姿を追求しています。
また、地域の薬剤師会では役員をつとめ、日本在宅薬学会ではバイタルサイン講習会の講師資格も持ち、指導薬剤師の資格を取得するための研修会でも講師をつとめる代表が指導にあたります。大洞薬局は、そんな薬剤師としてのスキル向上を目指す方にも、やりがいある職場です。